GREENPARK 360 リポート

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季節は既に晩秋ですが、11月23日、埼玉県飯能市グリーンパークレースウェイにてお邪魔して開催された、

JGTツアー耐久レース”GreenPark 360″の”熱い”戦いの模様をリポートいたします。

 

まずはサポートレースのJGT3から。

いまだかつてないレギュレーションで行われる、JGT3クラス。

今年新たにスピードダウンの改定を加え、使用できるバッテリーも多岐に渡り、間口が広い反面、

上位で戦うには、それ相応のノウハウが必要であるクラスと仕上がってきました。

今回は、総勢8台でコントロールプラクティスから、腹の探り合いが始まりました。

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予選は唯一ベストを18秒台とした、97号車K&N C6-R 内藤 利博選手がトップ。

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コース上に最後まで留まり、トラフィックを避けてのタイムアタックが功を奏して、2番手タイムを記録した、

24号車、マルティニ アルファロメオ8C、 佐々木秀明選手。

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前回覇者の8号車 M Power GT3 上林選手が予選3番手。

以降、#5Youtube LF-A、JGT−Tour ポルシェGT3までが、19秒1台で100分台のタイム差。

19秒268で、3号車 Bilsitein Audi R8が6番手。少し遅れ29号車、Bosch アルファロメオ8C、藤原 淳選手が7番手。

”俺は絶対完走する!”と豪語していた、4号車 RED BULL GT-R GT3の佐藤 正二選手 8番手の結果に。

 

決勝は24分の耐久レース。

このレースの要は、何と言っても燃費レース。

終始全開走行では、間違いなく完走できない、もしくはペースが遅いスピード設定でなければ完走は不可能。

その場で始まるレースペースに合わせ、臨機応変にスロットルを調整しないと最後まで優勝戦線には残れません。

 

3周のローリングの後、スタートが切られた。

序盤から順位争いを仕掛け、体力消耗作戦に出る、97号車のC6-R 。

序盤は、一進一退の攻防が続いたが、24号車と97号車が接触。その隙を縫って5号車のYoutube LF-Aが2番手に浮上。

追い上げ中に見えた、26号車は中盤高速Sでスタックしていまい、万事休す。序盤からレースが動いた。

トップは序盤から、8号車M Power BMWだが、2番手以降が散らかりすぎて、誰もプレッシャーを掛けることなく終盤までトップをキープ。楽勝パターンとなった。

2、3、4位は目まぐるしく入れ変わり、序盤にパワー配分を置いてしまった為、後半戦に動きが見れないままレースは終盤戦。

4位単独走行の5号者 YouTube LF-Aが痛恨のバッテリーダウン。

我慢強くほぼ2ラップの遅れを挽回した、26号車JGTツアーポルシェが4位に浮上。

特に動きのないまま、

1位 8号車 M Power GT3がトップでゴール。

2位 じゃじゃ馬 97号車 C6-R

3位 97号車に翻弄された 24号車 マルティニ アルファロメオ8Cとなった。

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上位2人は非常にJGT3と相性がいい模様です。

挑戦者求む! 久々に佐々木選手のお立ち台姿を見ましたね!レッドブル片手にご満悦の模様です。

以下、各選手のイクイップメント

1。上林 博  KAWADA GT500 190mm仕様 タミヤBMW GT2  LiPo1セル

2。内藤 利博 Rebel 10 WGT仕様 HPI コルベット LiFe 2セル

3。佐々木秀明 CRC GEN-X10 WGT仕様 HPIアルファロメオ LiPo 1セル

4。三俣 直樹 CRC GEN-X10 WGT仕様 HPIポルシェ911GT3RS LiPo 1セル

5。佐々 正夫 SMS-JGT 200mm仕様 プロトフォーム LF-A  LiPo 2セル

6。佐藤 正二 Assoc. RC10R5 WGT仕様 HPI Nismo GT-R  LiPo2セル

7。櫛田 哲也 SMS-JGT WGT仕様 Kyosho アウディR8 LiFe2セル

8。藤原 淳  Assoc. RC10R5 WGT仕様 HPIアルファロメオ8C LiPo2セル

 

さて、いよいよメインレースのJGT Enduro GreenPark 360.

まずは、出場マシン紹介。

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常勝チーム、Knight Force Eagle HF Toyota

 

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HPI東松山より初エントリーのHPI東松山エヴァンRT.

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主催者チーム、SMS Audi R18 e-tron Quattro

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佐藤 正二率いる、RED BULLレーシングはLMP1, JGT3に一台づつエントリー

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最後は、木崎オーナー率いるCIBIE Royce

以上の7台です。半数のエントラントが今回初参戦となりました。

(あまり関係ないですが)予選結果は以下の通り。

1位 3号車  SMS Audi R18 e-tron Quattro 18.337秒

2位 99号車 Knight Force Eagle 19,028秒

3位 5号車  GreenPark RT 19.569秒

4位 1号車  HPIイーストエヴァ初号機 20.222秒

5位 4号車  RED BULL LMP1 20.596秒

6位 2号車  HPIイーストエヴァ弍号機 20.614秒

7位 44号車 RED BULL GT-R 21.918秒  *JGT3クラス

 

3周のローリングパレードラップ後、いよいよ6時間の長丁場のレーススタートです。

スタート序盤は、スプリントレースの様相で3番手からジャンプアップの5号車 GreenPark RTがトップ。

接戦の中、99号車が2位でトップを追従。3位は、慎重な3号車アウディ。

10分経過で、一番にピットに入ってきたのは、なんとトップの5号車。すぐにコース復帰するも2番手に降格。トップは99号車トヨタ。99号車はその後順調にピットワークをこなし、第二ドライバーに交代時点で、3位3号車に2周のリードを構築。

その後、3号車アウディも実質エースドライバーのJGT3覇者上林選手に交代すると、怒涛の追い上げを展開。

セカンドドライバーの第二スティントに入る間際、1位99号車と2位3号車の7秒弱のマージンでしたが、なんとここでまさかのバッテリーダウンでコース上でストップ。3号車はバトルをするまでもなく、あっけなくトップを奪回。開始1時間弱の出来事でした。

中段グループのHPIイーストは、初参加ながらマイナートラブルを最小限に留めつつ上位を伺いたい展開。

4号車のRED BULL LMP1はトラブルで大きく交代。下位クラスのチームメイトGT−Rに順位を譲る展開。

2時間経過で、タイヤ交換もミスなく終え、順位は固定のまま中盤戦に突入。

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中盤戦は、非常に難しい時間帯。

運転にも慣れ、競争心が落ち着き始め、ペースを上げたいが、バッテリー充電が間に合わない、など葛藤と戦う時間帯。

また、マシンバランスも狂い始める時間帯で、運転ミスで車を壊す時間帯でもあります。

そんな中、マシンバランスに苦戦している99号車は終盤戦に向け、長めのピットインでマシンメンテナンスを行う。

3位のGreenPark RTは、じわじわと詰めていた差を、相手のピットインで一気に解消。ポジション争いの準備は整った模様。

 

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時間帯は、いよいよJGTツアー名物のナイトセッション突入です。

今回も非常に綺麗でした。

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トップ走行の、SMS Audi R18 e-tron Quattro. ELパネルを流用したゼッケンが素敵です。

ナイトセッションに突入の後半戦783周目、5号車のGreenPark RTが2位に浮上。

トップ走行の3号車は、ギアトラブル、ボディマウントトラブルなどを抱えたが、最大18周の安全マージンを消化しながら、なんとかトップを死守。中盤戦の燃費走行が効いて、バッテリーにも余裕があるほど。

3位となった99号車は、マシンメンテナンスを済ませ戦闘モード。再び5号車に襲いかかり、自力で2位を奪回。

最後の30分は再びスプリントレース再開。順位カンケー無く、各所でバトルが展開されもう間もなくゴールするレースを惜しんでいるかのように見えた。

6時間のゴール。

今回も全車完走でした。素晴らしいレースを有難うございました。

初参加のチームの方々、GJです!

特に優秀だったのは、唯一のJGT3クラス参加の44号車RED BULL GT-R。

途中、バッテリーが一本故障してしまい、2本で辛うじてレースを進め完走を果たしました!

すばらしい持久力に、ルールを考えた私も驚きでした。

キモは、残量に関係なく20分でピットイン&バッテリーを交換を続けたそうです。特別賞を差し上げました!

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完走を祝しての集合写真。皆さん寒い中大変お疲れさまでした。

 

レースリザルトはこちら。

JGT3予選結果   JGT3決勝結果

JGT3順位チャート   JGT3通過タイムCSV

JGT Enduro予選結果   JGT Enduro決勝結果

JGT Enduro順位チャート   JGTEnduro通過タイムCSV

レース結果、チャートはpdf、通過タイムはCSV形式ですので別途エクセルなどに落としてから見てください。

*注意:JGT3決勝は24分レースですが、主催者側のミスで計測が24分以降も行われておりました。

正式には69周時点で24分経過とし、順位もその時点の物を採用し成立とさせていただきます。

 

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