GreenPark300 レースリザルト

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まさにラジコン日和の5月18日、埼玉県飯能市にあるグリーンパークスピードウェイを舞台に、JGTツアー主催5時間耐久レース

”Green Park 300″が開催されました。

まずは舞台となるコースのご紹介。

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グリーンパークスピードウェイは、森林の中にあり非常に環境が整った施設です。

コースも正に美しいの一言。

オープン間もないという事もあり路面状況も完璧で、レイアウトも非常に上手く構成されている印象です。加えてドライバー右から左に向けての傾斜がそのレイアウトにアクセントが加わり、

 

”Easy Layout, but difficult go fast” (レイアウトは簡単だが、速いタイムを出すのが難しい)

という、私の大好きな某ワールドクラスRCドライバーの言葉を思い出しました。

いやぁホント、素晴らしいコースです。

今回は、メインレースのエンデューロに9台9チーム、サポートレースのPCCに14台、VWCに6台という参加状況でした。

まずは、サポートレースのVWCからリポート。

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JGT入門編の位置づけとされながら、エキスパートにも大人気のワンメイククラスのVWC。

オプション装着以外は、完全にコントロールされておりスピードも抑えてあり非常接戦レースが面白いカテゴリーです。

参加者である筆者の感想ですが、一番のキーはタイヤの摩耗を”読む力”とそれに合わせたデフの効き具合のコントロールだと思います。

タイヤは当日に1セット供給され、殆どの方がいわゆる”サラ”状態で予選に挑みますが、本当はある程度走行し、面だしする意味で走行を重ねてから予選に挑んだ方が、結果良い方向に行くのでは?と思います。デフは、今回上位の車はボールデフを強く締め込んだ状態で使用していると思われます。

予選第1ラウンド。

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2号車のアイチヴィエクルシロッコが暫定トップ、タイムは26.182秒。遅れる事0.05秒の僅差で5号車Youtubeシロッコ、3番手56号車LIQUIGASシロッコと続く。

予選最終ラウンドは、全車が前ラウンドのタイムを更新。トップは25.555秒をたたき出し5号車の佐々選手。2番手は筆者で、ここまでが25秒台。以下56鈴木、53野村、10釜、11立脇というグリッドで決勝を戦うことになった。

決勝セグ1。最終レースに向けてのムービングレースです。

序盤、2号車と5号車が他車を置いて激しくテールtoノーズで順位争いをした。

どちらがトップでゴールするか?差は僅かながら5号車YouTubeシロッコがトップでゴール、チャンピオンのリーチを掛けた。

決勝最終セグ。56号車のLIQUIGASシロッコと2号車アイチヴィエクルシロッコが2番手争いを演じる中、一人マイペースで走った5号車佐々選手が2番手鈴木選手の猛追を振り切ってゴール。1位と2位の差は1.5秒差。3番手は最後まで2番手を伺った筆者で、差は0.4秒差。名古屋から遠征の野村選手が4番手、はるばる北海道稚内から参加の釜選手が5番手、唯一ゴルフボディで挑んだ立脇選手が6番手という結果になりました。

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優勝の佐々選手は、史上2人目のJGTツアー全クラス優勝”グランドスラム”達成者となりました。おめでとうございます!

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ポルシェカレラカップは14台エントリーの大盛況となりました。

20台までは同時決勝ということで、セグ1の結果次第では、下位からでも十分上位が狙える楽しみなレースとなりました。

F103GT以外のその他DDカーを解禁にして2年目ですが、参加状況は半々と言った感じです。まだまだF103GTは人気です。

PCCは予選を2組に分けて行われました。

予選第一ラウンド1組目のトップタイムは、JGTのロゴをモチーフに正にフラッグシップカーを操る、三俣直樹選手19.665秒。0.27秒遅れで初音ミク号を操るボブ後藤が2番手。3番手はレプソルポルシェの山懸選手。ここまでが19秒台。グループ2のトップタイムはビルシュタインポルシェの櫛田選手が20.078秒でグループトップタイム。

予選2ラウンド。上位メンバーに変更は無く、全車が大きくタイムアップし約半数が19秒台にタイム更新。

総合トップはJGTツアーポルシェの三俣直樹選手。タイムは19.397秒のタイムは2番手より約コンマ2秒程のアドバンテージ。

2番手、筆者のGarmin ポルシェ、3番手注目の99号車の初音ミクGSRポルシェ、4番手F103GTレプソルポルシェ、5番手3号車ビルシュタインポルシェ、ここまでが19秒台。以下5号車佐々、37加藤、15笠島、29藤原と続く。

決勝セグ1は大混戦。

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上位の順位はほぼ変わらずゴール。5番手には53号車マルティニポルシェを駆る野村選手が大躍進。予選10番手からばっちりムービングを決めた。6番手に29号車のBOSCHポルシェの藤原選手が不気味な存在。

決勝最終セグ。

スタート、オープニングラップで上位に混乱があり、脱落する選手も。トップは三俣選手。

接触を重ねながら、順位は中盤で2位GSR、3位ビルシュタイン、4位レプソルが接近戦。

バッテリーダウンの懸念を頭に、全車限界走行が続きます。トップは三俣選手のまま終盤を迎え、ほぼ安全マージンを確保。

2番手のGSRも3番手に対し安全マージンを確保、3番手争いを3号車ビルシュタインと7号車レプソルで接近戦を続け、結果7号車レプソル山懸選手の転倒で、軍配は3号車ビルシュタイン櫛田に上がった。しかし、接近戦でペースが上がらない状況で、単独走行を続けていた2号車Garminが序盤最下位から終盤に3位にジャンプアップ。最終セグ8分レースをバッテリーダウン無く、三俣選手が征した。

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三俣直樹選手、2連覇おめでとうございます!

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いつも素晴らしいディテールボディで、久々の参加の毛利選手。

 

 

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いよいよ、メインイベント”GreenPark 300″の開催です。今回はLMPクラスのみ9台でのレースとなりました。GT3クラスが居ないのは非常に残念です。

レースフォーマットは12分間の予選ベストラップで決勝グリッドを決定、その後3周のローリングを皮切りに5時間耐久レースへと進行します。尚、予選終了後〜決勝スタートまで車輛は保管されるルールになっており、予選スペック=決勝スペックとなり、予選スペシャルは活用出来なくなっております。

 

予選は、下馬評通り。

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今回のレースの為に、何度も事前に現地練習を行った今回初参加の30号車Oya-G with Funky Boys Hayabusa が予選序盤よりトップを死守、最終的に最速タイムを18秒台とし、サポートレースのPCC ベストラップを上回った。

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2番手は去年JGT3レースで勝利を収めた三俣直樹選手をエースドライバーに迎えた27号車AN Factory Lotus。

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予選3番手は、前回MヤードENDUROよりクラスをLMPに変更し、いきなりデビューウインを飾った1号車 SMS AUDI R18。

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4番手は、常に優秀な戦略と車作りで上位入賞を果たす内藤 利博監督率いる”Dome S102.5″改め、今回よりタNight Force Eagle HF89トヨタで参戦。車番 99号車。

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5番手はスピードパッションLMP-1で参加の佐藤正二率いる75号車Gorokoh Augi。

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6番手は常時参戦頂いてるポルシェ936がアイコンの4号車マルティニポルシェ936。

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7番手はこちらも常連チーム。今回はラッキーストライクカラーで参戦の18号車LUCR01。

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8番手はWGTのメッカ”カムイ”を車名に取り入れた、12号車Kamui Rebellion Lola。

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そして最後尾は、Kobito Speed佐々木まじん率いる北海道、千葉からの複合コンビで参加3号車 HB AUDIという結果になりました。

午後2時、5時間後の午後7時のゴールに向けて全車ローリングをスタート。

綺麗な配列で3周のローリングの後、スタートが切られた。

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オープニングラップはほぼ予選結果通りラップを重ねるが、2周目で2番手走行の27号車AN Factory Lotusがミス。変わって99号車のNight Force TOYOTAが2番手に。3番手は変わらず1号車、下段の順位争いはめまぐるしい。

第一スティント終了を迎える10分経過頃に、まずレースが動く。2番手を走っていた99号車が先頭を切って最初のピットイン。

かなりハイペースでレースを組み立てているようだ。

この時点で、おおよそどのチームがどのペースでレースに挑んでいるかが分ります。

トップ走行の30号車はラップタイムの割には燃費に優が有り、事前で得たデータが有効に働いている様で、正に独走を築き上げる様相です。

2番手の1号車sms AUDIは完全に主導権を30号車に握られ、燃費、ラップタイムともに翻弄させられた形で、策も無く2番手単独走行が後半戦まで続く。ここまではほぼ大きなミスが無いチーム。

3位争いは、時間ごとに入れ替わり立ち代わり車番が変わる様相。どのチームも何か課題があり、すっきり走行を重ねられない状況が後半戦まで続く。主な原因は:

1。燃費が計算出来ず、大きなコースの為、スローダウンを確認した時点でピットまで自力で帰って来れない。

2。接触により、タイヤ外れたり、ウイング破損したり、バンパー破損したり、バッテリーが飛び出したり。

3。純粋に充電が間に合わず、ピットで小休止を強いられる。

筆者から見て、目立った問題点は以上です。

半分を150分経過頃、トップ30号車と1号車の差はおおよそ6周差。時間にして約2分。トップに何かマイナーなミスが最低限必要な状態で、そのマージンはジリジリと開く一方となり、1号車の自力優勝は厳しい状態に。

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トップの30号車は、燃費とラップタイムのバランスに優れ、結局一度もトップを譲る事無く。。。。

いよいよ後半戦、JGTエンデューロの特徴であるナイトセッションは18:00からとなり、全車ヘッドライト、テールライトの転倒が義務つけられています。

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非常に綺麗ですね。ライト点灯により運転もより楽になります。

終盤、1、2番手は固定。激戦の3番手は、前半戦〜中盤に掛けて27号車と99号車で2分していたが、454周目に18号車が3位に浮上。その後厳しいマージンの中徐々に4番手の99号車を突き放した。27号車はアクシデントが重なり徐々に後退を強いられた。

いままで、JGTツアーとして初の5時間耐久でしたが、終わってみると全車完走という驚きの結果になりました。

これは、今回舞台であるグリーンパークスピードウェイのコースセッティングの優秀さと、マシンの信頼性がイクイップメントの進化により著しく向上した事が、完走率の高さに現れた結果となりました。

またタイヤの摩耗もほぼ全車1セットで走り切った模様です。

いや〜素晴らしいの一言。

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皆さん、素晴らしいレースを有り難うございました。

次回も必ず開催致しますので、皆さん早めのご準備をお願い致します。

 

グリーンパーク300決勝総合結果

グリーンパーク300予選結果

グリーンパーク300ラップチャート


*注 ラップチャートは数字で順位を表示しています各車番号はこちらになります
1 Oya-G with Funky Boys HYBUSA LMP
2 AN Factory Lotus LMP1
3 SMS Audi R18 e-tron quattro
4 KNIGHT FORCE EAGLE HF89 TOYOTA
5 Gorokoh Augi LM1
6 MARTINI PORSCHE 936
7 LUCR01
8 KAMUI Rebellion LolaB12/60
9 HB AUDI TEAM LMP

グリーンパーク300全周回ラップ

PCC総合結果 PCC決勝セグ1結果 PCC予選総合結果

VWC総合結果 VWCセグ1決勝結果 VWC予選総合結果

 

 

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